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To tomorrow From yesterday

日本に根付かない訳...。

Excite エキサイト : 経済ニュース

記事の内容は、何となくうなづける...。
日本が成果主義を取り込む事自体、悪い事ではない...がやはりここでも、使い方を間違った..様に感じる。

日本の企業の多くは、年功序列、永年就職型だった。
ここに、成果主義を持ち込み、グローバルな競争力を駆り立てようとする時、
成果主義を日本人の多くは、個人的な能力評価だと勘違いしたと思う。
そこに、個人的評価を下すもの、くだされたもの、それを恨むものが因縁づけられる。いままで、チョッと社会主義っぽかった会社がいきなり市場主義に変わる様な物...環境と勝手の違いは、すぐにひずむ...ましてや使い方を間違ってしまってじゃぁ事件になってもおかしくない。

成果主義はあくまでも会社として評価される事であり、個人の手柄や評価を露骨に露出する物であってはならない。(個人的意見です)
個人評価を貰いたい人は、フリーになるべきだ。
会社が評価される事により、社員全体が潤うシステムを作る事が、成果主義の利点。
そして、その中でも特に頑張ったチームや個人には、他よりもちょっとプラスされる。周りが、頑張って、次は自分たちが!と思う程度の区別でいい。
この場合、記事の中に出てくる茶坊主的のポジションの人達は、この恩恵にはあやからないのが原則...なぜなら、役員報酬や現場リスクがなく、実動部隊の恩恵で給料を得ていることと、元々安定した仕事の上に安定した収入を得ていることなどがあると思う。会社の看板も従業員有ってこそですから、看板で仕事が上手くイッテル!的発想は、禁句ですね...それは、従業員が実感してありがたく感じる事で、会社側が言ってはいけない...とおもう。評価によって、従業員が恩恵をうけ、その従業員側から出てくる感謝を、会社側がありがたく受けるようなサイクルにならないと、成果主義が正しく成立したとは言えない...のではないだろうか?

このWinWinな気持ちになれる事が、成果主義の利点...。
多くはここに、個人競争がおこり、WInWInな気持ちを作れなかった...ぎゃくに、
個人摩擦が、社内摩擦になるような状態に....。

弱点は?お互いに認め合わないと、すぐにこのシステムは崩れてしまう事じゃない?
成果主義は、数字評価に陥ったりしますが、根本は人との信頼関係で成り立っているので、数字評価だけに陥ると、成功しない...と思う。
直結、最短の指示ルートではなく、日本の場合、階層ごとに線引きがあると、透明化し難いため、評価自体に疑問が生じやすい...と思う。

何事も、極端な主義に偏りがちな日本人...ほどほどにしないと、外資に足下救われますよ〜実は、外資のコンサルタントは、それが目的だったりして...。
日本企業を外資の方法で混乱させ、弱ったところで、買収..。
社内の不協和音は、外から狙いやすい隙をつくる事になるのでは?

なんでも、アメリカに倣うんじゃなくて、噛み砕いて日本人に合った方法に加工しないと、国民性も違うのだから....うまくいかないっしょ。
by marquetry | 2008-11-20 11:47 | Track Back
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