それでも、生きていくために...。
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意識も感情も有る親が、これから生きていくために、死でも生でもない状態の娘に、さよならを告げるのは、必要な事だと思う。 人間は、どこかで、覚悟や決心をしながら、これから先を見つめていかなくてはいけない...それが、間違いかどうか?問題じゃなく、生きていくために必要だからだ。 もし、このような状況で、安楽死を行なった事を、娘に対する人権侵害だと騒ぐ人がいたら、その人に問いたい...、意識も無い感情表現も出来ない、コミュニケイションの出来ない愛する人と過ごす事が、どんなに辛い事か...その思いを維持していく事が、どんなに大変か...どんなに強い思いが有っても、愛する人がその状態で幸せかどうかわからない状態で、側にいるだけの辛さは、果てしない拷問のようでしょう...。 その状態で、どれだけの長い時間を過ごしたら、人権は保たれるのかと....。 その答えを出してくれる唯一の人は、眠ったままなのに...。 こうゆう問題は、必ず安楽死を想定した事件や殺人、遺産問題などがつきまとい、法的に線引きをする事はとても難しいと思うが、私は、今回のイタリアの最高裁が出した決断は、思いやりの有る判断だったと、思います。 生前、人工的に生きるなら死を選ぶと語っていた....とありますが、 私も、同じ意見です....自分の愛する人達が果てのない苦しみや、辛い日々を送る事よりも、幸せになれる可能性がある決断をさせて欲しいと....。 日本でも、こうゆう判決をして欲しいです。
by marquetry
| 2008-11-19 10:10
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