根本的に...。
Excite エキサイト : 社会ニュース
都内に12ある二次医療圏内にそれぞれ、患者の受け入れ調整などを行う「東京都地域救急センター(仮称)」を設置すると言う事だが、根本的に、医師不足と医療のバランスが崩れている現状で、箱もの施設を作っても、中継点が増えるだけで、解決にはならない様な気がする...と記事を読んで感じる。 ましてや、中継点が多い程、時間が削られる。 まずは、医師にちゃんとした判断をしてもらう事が大事な訳ですから、 軽度から重度への搬送の考えを改めるべきで、 重度と考えて、検査や診療を受けられるようにすべき! で、何ともない軽度の患者を、軽度でも対応可能な病院へ搬送するように考え改めないと、いつまでたっても、たらい回しの回数が増えるだけじゃないかしら? 勿論、すぐ足りない医者が育つ訳でもないので、医師不足は10年単位で長期的に考えねばならないでしょうが、現状の医師でいかに効率化できるか?を考えたとき、 救急医療の救急車を担当している消防管轄と病院の連携の整理以前に、 個人病院等から救急医療設備の有る病院への日替わり勤務など、 箱もの予算を医師や病院へ廻るように考えないと、どっかのERみたいに、 設備は万全だけど、医師がいなくて、受け入れられないという状況が 変わらないように思う....。 東京都は病院の数が大変密集しているのに、救急医療の分野には医師が不足している...。つまり、医者はいるが、重労働の救急は誰もやりたがらない...と言う事でしょう?ならば、医師免許の持っているひと対象に、救急医療の実践研修をさせて、付帯給与みたいな物を付けるようにし、常勤医師の負担の軽減をはかるシステム作りをしなければ、救急医療の安全性は、崩壊寸前じゃないかしら? 一人の医師が、何十時間も拘束労働させられて、ミスが無いようにと言うのは無理な話...まずは、その部分でしょう? そのために、医師会も協力体制を取っていくべきでしょうし、行政もお金を出すべきじゃないかしら? 箱物は、人の動きが出来て初めて価値が出ると思います。 根本的な問題の解決に、この救急センターがつながるとは、私も思えない。
by marquetry
| 2008-11-17 16:24
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