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To tomorrow From yesterday

無職な時間(1)

4月20日、流行に乗って、解雇。
予想はできていましたので、自分から提案しようか?悩んでいた所、3月末に打診が有りました。打診された所から出来る事と言えば、失業手当や保険、年金の手続きを調べる位...。さて、これからどうしたものか?

バブリー世代と呼ばれる私、当然、稼いだ金は使うべし!
金は天下の回りもの、使ってなんぼ!と言う事で、貯金なんてありません。
未来への投資で借金(マンションを買ってしまった)はあれども、
一年節約して貯めたお金は、お世話になった人や両親などに使っていましたし...。
強いて言うなら、これから貯めなきゃ先行き大変かも〜と考えていた矢先だった位。

そんな私が、打診をされてから、必至に計算した所、私の生活は、あと半年が限界。失業手当は、今までの収入の半分程度しか貰えません(240日分)。
足りない分を、どうしようか?買ったばかりのマンションを手放すか?悩みましたが、たまたま、私が入社してから、会社にお願いして、退職金積立てをしてもらったので、(私のお願いしていた半分の金額しか掛けてもらえませんでしたが)
100万程退職金が手に入り、失業手当と合わせて、8ヶ月は生活出来そう...な気配。よって、半年以内になんとかしないと、マンションを手放す事になりそうだ(泣)

便利な事に、歩いていける距離にハローワークがあり、
手始めに、解雇された日に説明を聞きにいった。...なんたって、
マチャマチャしていたら、ゴールデンウィークに突入し、
手続きが遅れそうな不安が有ったから。

説明を聞き、ハローワークでの手続きは、離職証が届かないと何事も進まない事が解った。離職証が手元に届くまで、一週間程かかる。
この間に、年金と保険の移行手続きをする事にした。

国民年金に切り替える時、出来れば、付加保険料(プラス400円)も一緒に手続きして支払う事をお勧めする。そうすれば、付加保険料を支払った月数×200円÷12の分だけ、月々年金の支給の際に上乗せされるからだ。この計算では、年金を2年以上受給されると、掛けた元金を回収出来る計算になる。...まぁ、国の年金制度が破綻しなければの話だが、民間の年金よりは破綻の可能性が一番低いだろう。
民間の利率に比べれば、国の年金の方がまだ安心かもしれない。
現在受給される人達から見れば、私が貰う頃の金額は50%位まで下がっているだろうが、それでも、5年以上受給される予定であれば、元金割れはしない。
平均寿命を生きたなら、元金の倍は受給される事になるのだから、商品的にはまだまだ魅力だ。
更に、年金は、振込日から1ヶ月後まで猶予があり、更に、2年後まで振込用紙が使用出来るようになっている。区役所などで支払い不可能だと、手続きすれば、10年さかのぼって繰延支払いも可能だ。長い目で積立ての計画が出来る所がいい!
ついでに、この積立金を無駄に使わないでくれたら、もっと良いのだが?官僚は反省しているのだろうか?

それに比べ、国民健康保険は血も涙も無い。
収入が有る無しに関わらず、期日までに支払いしないと、即刻保険証の効力が失われる。
私は、とりあえず、国民健康保険には切り替えず、最長2年まで延長できる社会保険の継続を選んだが、これも、期日までにキチンと振込まないと、保険証が失効する。今までの薄いピンクの保険証カードから、薄いブルーの保険証カードに切り替わるため、ピンクの保険証を返却し、1週間から10日間程、保険証の無い日々を過ごすことになる。
私は丁度この切替の最中に予約した先生の診察日が当たり、全額負担を余儀なくされた。予想はついたので、前もって、手続きの時窓口で説明を聞いた通り、点数付きの領収書を貰い、薬局でもそうした。
(といっても、いつも通りの領収書に、10割負担と書かれた程度の違いだったが...)
病院も薬局も、次は、2ヶ月後じゃないと来ない...先生の予約が取れないからだが、かなり不便な場所に有るため、よほどじゃないと行く事は無い。
よって、病院より近い区役所で清算してもらおう!と領収書を持っていくと、
『この領収書では、区役所で清算出来ません』と言われる。
「...ん?でも、でも、先日着た時に、点数入りの領収書を持って来てくれれば大丈夫ですよって言われ、その通り、病院にも話して、貰って来たんですよ?何が違うの?」と聞くと、
『病院と薬局に行って、この用紙に書き直して貰ってください...じゃないと、ココでは清算出来ません』という....プッスン切れた私は、
「あなたに言っても仕方が無いけど、先日着た時にこの用紙を渡してくれれば、一回で済んだのに!また、病院へ行かなきゃいけないなら、病院で清算してもらった方が早いっしょ!」と睨んでしまった(窓口の方スミマセン)
....そうです、同月内に新しい保険証カードを提示すれば、病院や薬局で直接払い戻ししてくれるんです。ちなみに、役所から渡された用紙...これも、病院や薬局に普通はあるらしいのですが、よくよく確認しないと、その用紙に記入する事すらスッカリ忘れてる位使わない紙の様で、病院でも薬局でも、見せたら、『あぁ〜この用紙に書くのね〜ハイハイ、確かに有るわ!』と言う程度。
なれている事務さんだと、ごめんね〜一回で済まなくて〜なんて謝ってくれますが、なれていない事務さんは、その用紙が有る事すら知りません...困ったものです。

健康保険は未だ混乱しているせいなのか?窓口で聞く人によって微妙に説明が違い、その微妙な説明のせいで、何度も足を運ぶハメに合います。
収入が無いって言ってるのに、何度も通うハメに...まるでイジメられているのか?と思う程です。ついでに言うと、社会保険の延長手続きも、役所とは別の場所にあるところに、ワザワザ電車に乗っていくハメに...どうして同じ健康保険なのに、社会保険だからって理由で、建物も場所も違う所で手続きし直さなきゃならないの?と、思いながら、一般プータローは、縦割り社会の行政に振り回され、無いお金を使って、また別の場所に足を運ぶのです。

今回の経験で思った事は、
1.いっその事税金も保険も年金も、窓口は同じ所で手続き出来るようにしてほしい!そう考えると、一元化して、消費税にしてしまうのがとっても便利な気がしてくる。徴収した中で、行政内で割り振りを自由にすればイイ。

2.年金も健康保険も、収入の有る無しに関わらず支払わされるなら、前納や後納が出来るようにするとか、最低金額を一口に決めて、収入の多いときは口数を自由に設定して支払えるようにし、逆に収入の無いときは、一時支払いの凍結期間を設けられるように、もう少し柔軟にしてほしい。それが無理なら、別々に支払い手続きや変更手続きをイチイチするくらいなら、消費税で一元化徴収される方が、まだ、良いような気がする。

3.社会保険にしろ、国民保険にしろ、年金にしろ、一定額以上の納付が無い。
 つまり、納付金額に上限が決められているため、低所得者の負担が大きい割に、高所得者は痛くも痒くもない仕組みになっているように感じる。年収200万以下の人が1ヶ月1万や2万納めるのって凄く大変なことだけど、年収が1000万の人が1万や2万納めるのってちっとも苦じゃないでしょう?そう考えると、所得税を国に納税して、住民税を市町村に払って、健康保険や年金を省庁に納めるなんて、国民に理解出来ない税金の仕組みなんてやめて、お金の動きが大きい程、多く納税される消費税でや法人税で一元化された納税のほうがまだ、納得しやすいのではないか?と感じる。

消費税で自動的に納税させるなら、それ以外の税金はすべて廃止...贈与税も、酒税なんかも、印紙など、重税じゃない?と思われるややこしいものをスッキリさせてほしい。さすれば、かく管轄の納税窓口や受付の人を全国的に減らす事が出来るし、その分、産業のバックアップや福祉や医療や学校などに回してもらって、医療や教育、介護を全額国庫負担を目指せたりしないかしら?と、考えてしまう。

こんな機会でもないと、役所や国のサービスを覗く事なんてないですから、良いお勉強になったと感じています...もっと言えば、どうしてこうゆうサービスを学校でちゃんと教えてくれないんだろう?とも思いましたけど。行政のサービスを学校で勉強すれば、もっと興味を持つ人が増えるし、もっと政治に目を光らせる人が増えると思うんです。
そうゆう知識って、金融もそうですけど、生きる上で本来知るべき大事なもののひとつだって思うんですけどね...あんがい、小学生あたりから、とっても良い方法や案が指摘されるかもしれないと思うんですけど。

話が脱線してしまいましたが、貴重な体験...しばらく、無職な時間を過ごす様子を、書いてみようと思います。
by marquetry | 2009-06-01 04:13 | ダンボの耳
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昨日の私から、今日の私が、明日の私へ残すもの。

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