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To tomorrow From yesterday

...君のトリコさぁ〜。

大き過ぎると思うけど

bakuchooさんの猫の写真を見ると、
函館に住んでいた頃、猫を飼ってた時の暮しを、ついつい思い出します...。

バイト帰りによく寄っていた飲み屋に捨てられていた子猫達。
不精な私は、猫を飼うなんて、全く考えませんでした。
いい飼い主が、見つかるといいね〜とは話しかけてましたが...。
結局、捨て猫の中でも、最後まで引き取り手が無かった子を頂いたんですが、
目は、目ヤニで半分も明けられず、鼻はガベガベ...毛もよく解らないものが、
絡まってるような、本当に汚い子でした。

病院へ行って、虫下しを飲ませながら、風呂に入れて、温めて、鼻をすすってやって、やっと食欲が出て来た頃....。
元気になった彼がした事は立ちション...(汗)
私と一緒に住んでいた♂の真似をしたようですが、小さな体を、段ボール箱で作ったトイレの縁に目一杯背伸びして掴まって、背伸び状態でするんです...。
すっかり、人間の親を刷り込まれた彼は、その後も、虫を捕る事も教えなければ、出来ない状態でした。
猫のくせに、お風呂が好きなのも、親の影響でしょう...。
ついでに、納豆が好きなのも...トマトが好きなのも....。
手ですくって水を飲む癖も、付いてしまいました。

まだ、学生だった私は、日中ウチを明ける事が多いのですが、
いない間に、靴やスリッパが消えてたり、みるも無惨な形になってる事よく有りましたっけ....。中でも、一番びっくりさせられたのは、煮干しと鰹節をこれでもかぁ〜というくらいにまぶした布団の上で、幸せそうに寝ている彼を発見したとき...。
台所の横の段ボールで作った引出しが沢山有るんですが、そこに保管していた袋を、彼は発見し、何度も何度もジャンプして...とうとうひっくり返した...らしい後が...。
部屋中に散らかし、布団でご満悦した状態...(泣)
掃除機で全て吸い取っても、しばらく鰹節や煮干しの匂いが部屋からとれませんでした...それから、段ボールの収納は止めて、全てカンカンに入れ替えました。

もともとオトナシい性格の彼は、躾もし易く、お利口さんでしたっけ...。
決してテーブルの上のご飯を盗んだりしません。マグロがのっかってても、
じ〜っと見つめて、念力で自分の皿に入ってくるのをひたすらヨダレをたらしながら待ち続けます。bakuchooさんにその写真を撮って欲しいと思うくらい、鮮明に私の頭の中に焼き付いている場面です。

風呂好きな彼が、一番困った事と言えば、成人して、外と自由に出入りできるようにした時です。彼は、私が帰る時間を知ってるかのように、迎えにくるのですが、たまに姿が見えない時は、たいてい、他の♂にOKAMAを掘られ、怖いよ〜ってうずくまっている状態で発見されます。
猫臭さの少ない彼が、ちまたの猫組にしてやられるのは、仕方が無いかと...思いながら、年上の彼女がいるんだから、しっかりしなさい!と励ますしか有りません。彼は、近所の子持ちの彼女にゾッコンだったんです。

成長した彼は、大きな獲物を捕らえると、私に持って来てくれます。
お礼なのか?褒めて欲しいのか?得意げに、顔を洗い舐めながら、入り口にシャキーンとっ座って、足元の獲物を誇らしげにくれます。
『ありがとう...すごいね!今日は大きいね!』と言うと、何だか、エッヘン!っと得意げに鼻先をあげている様な仕草をします。

雪を追いかける顔も、大きなアクビも、こっそり覗いても目が合う事も...bakuchooさんの写真を見ると、本当、彼の事を思い出します。
彼は、雪のように白い体に、右耳と、前足だけソックスを履いた様な黒。
シャムの血が入っているのか、スラリとしたボディラインは、まさに、色男!って感じ。目が青いのも手伝って、本当に男前でした。

彼が最初で最後と思ってましたが、また、猫と住みたくなります...はぁ。


という事で、bakuchooさんの写真、楽しみに見てますよ〜。
by marquetry | 2009-02-19 10:45 | Track Back
<< 意識のし過ぎ?かな...。 脳梗塞じゃなかったんだぁ...。 >>



昨日の私から、今日の私が、明日の私へ残すもの。

by marquetry
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