To tomorrow From yesterday

戦争放棄...。

理想論だと言われてしまうのは百も承知だが、
憲法第9条を無くしてはいけないように思う。

今まで、私は、世界が武器を持ち、戦争をしている中で、
日本が、日本だけが、戦争を放棄しても無駄な事...の様に感じていた。
隣国に原爆が配備され、アジアで核実験が行われる度に、
恐怖による均衡に、日本も飲まれていく必要に迫られる...
外交や様々な部分で、日本が脅かされるくらいなら、日本も....とさえ感じていた。
だから、憲法9条の問題が一時あがったときも、諸外国との付き合いのために、
日本も軍を持つ必要が迫られるなら、確かに9条は厄介なだけの物になると、思っていた。個人的には残してほしいと漠然と思っていても、時代や社会が、それを必要としていないのなら、仕方が無いのかも...と、思っていたりもした。

しかし、先日、NHKだったと思うが、たまたま、チャンネルを回していた時、
ひとつの言葉が飛び込んで来た。
日本の、憲法第9条は、世界への希望であると....。
スペインか何処かの市で、日本のこの憲法に感銘し、市の憲章にしたというのだ。
長崎や広島を訪れ、原爆が及ぼした破壊と、長い長い苦痛に苦しむ被爆者を見て、
どんな理由にせよ、戦争で残るものは、驚異的な破壊の残骸と、失われる命と、
残されたものの悲しみと、苦しみであると。

世界では、パワーゲームに負けないために、武器を競って配備する事に躍起になっており、諸外国に日本の被爆の苦しみは理解できないと思っていた。
私が、高校の時、ヨーロッパ..オランダだったでしょうか?
おじいさんとおばあさんが登場する絵本が話題になった事があります。
原爆が投下された村で、おじいさんとおばあさんは、放射能の知識が無いのか、
家の中にいれば大丈夫....という内容の絵本でした。
おじいさんとおばあさんは、結局死んでしまいますが、その理由は、被爆ではなく、餓死だったと記憶します...。
本の内容は覚えていないのですが、その絵本を読んだ私が感じた感情だけがはっきり今でも覚えています....この絵本の内容は、嘘ばっかりだ!原爆爆心地で、家の中にて、助かる訳が無い!っと、世界の原爆の一般常識のズレに腹が立った...その記憶だけがはっきり残っています。
だから余計に、この番組で、海外の国が戦争放棄や原爆の三原則の理解を示した事に驚き、そして、世界の理解に時間がかかっても、この理想を日本は捨ててはいけないような気がすると、私の中で強く感じたのです。

こうゆう事を書くと、じゃ自衛隊はどう位置づけるのか?という問題になりがちですが、戦争を放棄する事と、自衛隊の存在を無くすることを一緒くたに考えるのは乱暴な発想だと思います。
かといって、世界平和の大前提で、他国に戦争の援護にいくのが自衛か?と問われれば、さてはて疑問は多いです。

表現が悪いですが、銃を持つ事さえ許されない日本で、国民を守るために、警察が銃の携帯や武器の使用を許可されているのと似ている発想は出来ないだろうか?
例え、鎖国をしても、日本から銃が無くなる事は無いでしょう?
ほしければ、必ずどこからか手に入れる...そんな危機を想定すれば、警察が武器を持たない訳にはいかない。
自衛隊が、武器や戦闘機の訓練をしているのは、危機管理。
多国籍軍との共同訓練も、危機管理。もしも世界から、戦争が無くなっても、
この危機管理を完全に無くすことは出来ないでしょう...。
....ココまでくると、武器があるから戦争が無くならないのか?
戦争があるから武器が無くならないのか?という堂々巡りになりますが、
どちらも、扱う人間次第ということ...だとは言えないだろうか?
戦争が科学の発展をになって来たとも言える20世紀ですが、
これからは、武器の無力化で発展する科学や研究であってもおかしくはない。

話が脱線してしまったけれど、
とにかく、憲法第9条を、一時的な軍や自衛隊派遣のために、無くすようなことを、しないでほしいとはじめて私自身が確信した事を、少しだけ、書き留めておきたくて、書いてしまいました...。

確かに、自分の恋人が殺されたら、犯人に復讐したいと自分も思うと思います。
そこで、復讐すれば、ネズミコウ式以上に憎しみの増殖が波及します。
その連鎖は、堂々巡りの始まりであり、終わりの無い悲しみの世界....つまり、地獄の出来上がりです...ドロドロした気持ちから、這い出る事が出来ない世界。
戦争は、復讐とか、そんな理由すらも無い普通のひとをも無造作に巻き込みます。
国は、最小限に被害を食い止めた!と公言するかもしれませんが、
亡くなった人達を愛する人たちの気持ちは、割り切れない。
国の犠牲になった名誉なんていらないから、生き返ってほしい...
....そう思うでしょう。
世界中の人が、その気持ちだけは、共通して感じる事だと思うんです。

なのに、何故戦争は無くならないのか?

だれも、握ったまま放棄しないから....。
戦争放棄の憲法を日本に提示した米国や欧州の国々ですら、戦争を放棄しちゃいません。他国には、兵器の製造を禁止していながら、自分たちは作る事を止めませんでした。つまり...戦争を止める気等、彼らにはサラサラ無かったって事です。
日本の威勢を押さえつけ、縛り付けるための憲法だった...と言えます。

それでも、日本は、その縛りのおかげで、他国の戦争に巻き込まれる事無く、長く過ごしてきました...(これからは、どうなるか解りませんが)...このまま、平和を維持していくためには、9条を無くす事無く、自衛隊を維持していく事です。
邪魔に感じても、無くす事無く、外交を続ける事です。
ここで、無くしてしまっては、やはり、理想は理想のまま...現実に戦争の無い世界は、決して存在しない事になってしまうし、一気に、世界のパワーゲームに日本は巻き込まれ飲まれて、きっと、違う国に支配されるしか無くなるでしょう...。
米国か、中国か?いずれにせよ、一般人が銃を持たない国、パラダイス日本は、無くなります。また戦前に戻るかのように、堂々巡りになってしまう...同じ間違いや、哀しみをしないためにも、大変でも、日本は、この憲法を捨ててはいけない!と、感じる。
日本の政治家や、自衛隊や、外交の方達には、大変かもしれないけれど、
くじけず、あきらめず、9条を保ったまま、頑張ってほしい...。
軍国主義から一変した日本が、軍事力無しで、頑張って来た外交...。
先人の人達(戦争経験者たち)が、二度と戦争をしないようにと、
歯を食いしばりながら、守って来た戦争放棄...。
そのせいで、いろんな難題を押し付けられて来たかもしれないが、
我慢強く先進国と渡り合って来た人達の努力を無駄にしないためにも、
このまま、9条を維持して頂き、そして、未来へ残し、つなげてほしい。
これは....無謀なお願いだろうか?
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by marquetry | 2009-02-03 00:38 | 明日へつなぎたいもの
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昨日の私から、今日の私が、明日の私へ残すもの。
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