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平清盛つづき

ひきつづき、まとめ見した私。
...二話続けて書くつもりは無かったのだが...少しだけ。

うつつをぬかしたもののけ...そのくそ坊主の血が、
自分にも流れている...だから生かされた。
その事実を知った清盛は、
もしかしたら、このもののけのうつつに染まった世の中を、
壊したかっただけのかもしれない...。
源氏と平氏の壇ノ浦の戦いは、武士が、命を守る証であることの勝負であり、
お家同士の恨みつらみ等、頼朝や清盛には、どうでも良かったのかも...。
もののけの血を断ち切った、クサナギの剣は、武士が同じ様な権力に惑わされぬ様に、
清盛が抱えて逝ったのかもしれない。
...私の頭は、第二話を見ながら、そこまで飛んで行ってしまった。

そのイメージは、まるで、宇宙の創造のさまをも彷彿とさせる。

均衡を保つ為に、小さなモノだけが巨大なものの犠牲になるのではなく、
不均衡故に派生する衝突や融合の中に、稀に小さなモノが巨大なモノを融合したり、
破壊したりする事が有るビックバーンの様に...。
完全な形は、崩れる心配ばかりが頭に浮かぶが、
不完全なものは、いつまでも、完成の姿を想像するかの様に..。

そんな、稀な現象の中で、命も、太陽も生まれたんじゃないかって..。
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by marquetry | 2012-01-21 03:23 | Track Back

平清盛

やっと、第1話を見たところ...。
史実を勉強した訳ではない私の頭の中で、
平家は、宮家側...点の様な眉毛をして、汚れた世界とは無縁の中で、
もやしっ子の様に生きている...命を権力の下敷きにしてきた、
...源氏に負けたのも、およよと逃げ及んだ果てに、海に沈んだとばかり思っていた。

対して、源氏は、平民から育った武士が、宮家に氾濫した...。
無下にされてきた命を、無駄に死なない命にしたくて...。

そんなイメージから、源 頼朝は、松山ケンイチで、
平 清盛が、岡田将生...の方が、しっくり来るのに...と私は思っていた。
でも、実際は、違っていた。

たまたま、このドラマの前に、源頼朝の話をNHKでやっていて、
最後の方だけ、見ることが出来たのだが、
源頼朝は、結局、周囲の予想以上に成果を出したが為に、
実の兄に追いやられ、死ぬ事となる。
平氏も源氏も、結局、権力の傘の中では、同じ事を繰り返しただけナノかもしれない。

ドラマの中では、まだ二人の場面にはなっていないが、
始めの伏線を見る限り、二人は、なにかを解り合えていた仲だったのではないか?
と感じ取れる。...それは、戦乱だった時代に武将として生きることの孤独さなのか、
無情さなのか...だからこそこだわっていた事なのか...きっと、これからの物語が、
語ってくれるのだろう...。

伊東四朗と良い、三上博史といいい、そうそう、松田聖子も、いい味出してます。
中井貴一は、本当に不思議な役者ですね...。
時代劇でも、トレンディーでも、そのしゃんとした姿に何の変わりも無く見えるのに、
役柄の人柄が、何だか、しっとりはまっている。

たまたま、見た「最後から2番目の恋」にも中井貴一が出てまして、
そうそう、松田聖子同様、往年のアイドル小泉今日子や飯島直子が出ているんですが、
ついつい、耳について、録画までしてしまう始末。
バブルに遊んで、仕事に力を注いで、気がついたら、いつの間にか、
独りのまま45歳...このまま先々どうなるのかと、根拠の無い不安にかられ、
小民家をついの住処として買い、引越をする...。
まだまだ、負けない!と言いながら、何だか若さに溶け込めず、現代の流行に馴染めず、
最近一気に歳を感じてみたりして...。
...どこかで、聞いた様なその話...聞き捨てならない、小泉今日子演じる「ちあき」の台詞。
あれ?...ハハハっ...笑えないよ、その冗談。
もしかして、私も?なんて...耳が画面に向かい、
いつの間にか、横目で、捉えてしまう自分...そのストーリーに、顔が引きつる感じさえしたわ。

話が、ズレてしまったけれど、
平清盛、録画する価値有りです。
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by marquetry | 2012-01-21 02:24 | Track Back

49日のレシピ

和久井映見...いくつになっても変わらない可愛さを持っている。
そして、芯の強さも...感じる。

不妊治療をしながら、ずっと子供が出来なかった彼女は、
子供がこのまま出来なくても、彼のお母さんを大事にしながら過ごそうとして来たけれど、
彼女の旦那さんは、浮気をしていた。
浮気相手に子供が出来、その彼女から、彼(旦那さん)は、あなたが哀れで別れられないのだと電話して来た。
彼女は、彼にどうするのか訪ねると、君の事も愛している...でも、彼女の事も捨てられない...と言った。彼女は、指輪と離婚届に自分の名前を書き込んで家をでる。
子供のが出来ない女は、浮気をされても我慢しろと言わんばかりの身内の言葉や、寝たきりのお母さんを放っといて出て、家政婦代金を旦那の兄弟で折半なんてと責める義理の姉の言葉...なにも事情を知らない者が彼女を責める。
そんな言葉に、彼女は、自分の人生に意味が無いって...女で生まれた自分が無意味だって...思わず悔し涙を流す。

49日のレシピは、そんな彼女のお父さんが、彼女が小さい頃に再婚した人が書き残したレシピ。
自分が死んだら、読経や焼香は入らないから、49日にこのレシピを振る舞って、皆で楽しんで欲しいと書き綴り亡くなった乙母=オッカ(再婚した二人目のお母さん)。

彼女は、乙母にしか聞けない言葉があった...頑固な父に怒鳴られてもいつでも笑い飛ばしていた乙母に、お父さんと子供をもうける事無く死んで行ったあなたは...あなたの人生は、幸せでしたか...?

全部で4回のNHKのドラマです。
きっと、お父さん(伊東四朗)の乙母へのの悲しみや、彼女(和久井映見)の傷ついた心が、乙母のレシピで少しづつ、少しづつ癒されて行く物語なんだろう...と想像はできるんですが、何となく、気になってみてしまいそうです。
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by marquetry | 2011-02-15 23:12 | 映画、書物

沈まぬ太陽

見たいと思っていた映画のひとつ...劇場に行けず、レンタルしようかと考えていたら、TVで放送になった。...しかし、心配していた通り、CMが多く長い(怒)...せっかくの映画が台無しだ。

昨日、カンブリア宮殿で、山一証券の話がチラリ出ていたけど、日本の企業の多くは、経済急成長の中で、何か見失ったまま走ってきたのかもしれない。
カンブリア宮殿は、現在のモリタ(消防車を作る会社)の社長を招いての話だったが、彼は、山一証券の帳簿の検査を調べ、2300億の負債をあぶり出した人である。...それを公表し、立て直しする様当時の社長に提案したが、返事は子会社への左遷だった。その後、5,6年で山一は破綻。今のモリタの社長に着任する時、借金の無い会社だと聞いて来たが、実際は数十億の謝金があったとか...。
現在、謝金を返済し黒字にしたのは、彼が松下塾の前身で学んだ経営学だ。
彼は言う...こうゆう経営者の姿勢が、松下と言う巨大企業を維持し続けていると。
そして、こうも言っていた。当時の山一証券の社長は、会社を守り社員の生活を守る事よりも、保身を選んだのだと...。

私は、労働組合などにはあまり関与したくないと考える人間だが、もともとは、不当な労働への健全な権利から成り立ったもの...今では、会社の事等おかまい無しに給料UPする団体も多く感じますが...物語の主人公は、真剣に会社の為にと志を捨てなかった...どんな扱いを会社にされても、彼は、会社に残り戦った...なんの為に?守りたい物の為に?...。

日本航空の経営は、私が生まれる頃すでにほころびが出ていたのかもしれない。
話に聞いてるだけだと、そんなものさ...程度の事も、映像で見ると、ムカムカ腹の底にマグマが湧く。会社の責任は、退任とお金で表向き果たされる事が多い...しかし、本当の責任は、その後も、その会社の姿勢で少しづつ果たされて行くのかもしれない。日航は、再三の再建でそれに気がつく事が出来るだろうか?先日の、特番の中では、少なくとも現場の人間は、真摯に頑張っている様に見えたが、経営陣はどうなのだろう...意識は、変えられたのだろうか?

日本航空は日本国のナチュラルフラッグキャリア...税金が投与され続けて来た。
その上にあぐらをかいて来た経営陣は、退任しても、金太郎飴の様に、また同じ様な経営者が後を絶たない。また、政府の肝いりと守られながら、政府に振り回されている事も事実らしい...。

私には、日航の問題も、戦争も、長い時間の中で絡み合う歯車が複雑にかみ合い、あらぬ方向へと力が向いてしまっている様に感じる。
その中で、翻弄されながら、ぶれずに生きようとする者は、いつでも、貧乏くじを引くのかもしれない。何を貧乏くじとするかによって、見ようによっては違うと言えるが...。
枯渇している人間は、毒だと解っていても目の前の水に手が伸びる...良しと出来ない人間は、どんなに澄んで見える水でも、その水を飲み干せない...喉がかわいたままでも、毒されずに済む...。

しかし...自分が枯渇するだけなら我慢も出来るが、無関係な家族まで手が及ぶとなると、毒と解っていても飲まざる終えないのかもしれない。...そうして飲む人間が苦しむ苦しみと、家族を巻込んでも飲まざる者の苦しみと、どれほどの違いがあるのだろうか。
家族に迷惑をかけるのを承知で、飲まなかった人間が、飲み干した人間の方が苦しいのかもという。

映画の中で、渡辺謙よりも香川演じる役がなんとも言えない...。
そして後半の三十分...良しと出来ない男が決断する事は...。

主人公が日本に帰って来て、墜落事故の処理をしながら、会社の立て直しに力をかして欲しいと言われた時、彼は、自分が表に出れば会長の迷惑になると最初は断ります...そして、こうも言います
『...アフリカのサバンナの夢をよく見るんです。...楽しい夢ではないんです、けど、目覚めると、妙な安らぎを覚える...向こうにいるときは、あんなに日本に帰りたかったのに、こっちに帰って来たら、恐ろしくて、残酷で、気が休まるときが無い...この会社は、何も応えてくれないんです』と。
そういいながら、彼は、やっぱり会社に残り続ける。
終戦の時に見た美しい夕日に理不尽さを感じながら、もはや、皆が正しいという声だけを信じる事は止めようと誓った彼は、再び見るアフリカの太陽に、荘厳な太陽の光に満ちあふれている...それが、明日を約束する沈まぬ太陽に思えると言葉を閉じる。

てっきり、事故の事だけが書かれた物なのかと勝手に思い込んでいた私は、あれ?という思いから、なかなか飲み込めずに物語を追った。
この映画は、語らぬ部分が多い...やはり、原作をじっくり読むことが私には必要のようだ。
不毛地帯といい...山崎豊子の作品は、男の背中が語る事が多い。実際の台詞や表情よりも、主人公が取る行動に、因果がからみ、背中にあらわれる想いが、縮んだり重くなったりする。
時代の流れとともに、変化して行く物と変わらぬもの...守りたいもの...が、男の背中で重なり合う。
女性の視点から描かれているからだろうか?それが押し付けがましくない。
...もう少し落ち着いたら、きっと本を買って読むだろう。
その時は、きっと、また違うものが見えるかもしれない。
その時、また、ブログに書こうと思う。
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by marquetry | 2011-02-11 23:54 | 映画、書物

戦争の事実

...先日、ちょくちょく訪問するブログから知った『日中戦争の中の青春』。
ようやく一気に読み進める事が出来ました。

読んで、間もないので、感想は書きません。
それに、感想を述べる程、私は戦争に付いて消化出来ていない...。
...死んでも、消化出来ないと思う。
ただ、これからも、こうゆう事実を語ってくれる物には、耳を傾けて行きたいと思う。目をそらさず、見ていきたいと思う。

戦争を知らない私たちが出来る事は、戦争があった事実を残す事くらい...。
過去にこだわる為ではなく、未来に同じ間違いを犯さない為に...それだけは、言える。

小さい頃、近所のジイジやバアバが、ふっと戦争当時の記憶を漏らす時があった。
青森では、今でも支那そばというラーメンと区別する物があるし、チョンコ=朝鮮人という言葉もある。どちらも、蔑視した呼び方だ。
そう呼びながら、昔の話をするバアバは、たぶん朝鮮人の子供だったのだろうと思う。
バアバの話は、日本も、中国も憎んでいるというのが伺える...。
チラチラ耳にする昔話から、私が小学校の頃に出会った南京虐殺の映像や、従軍慰安婦の話は、衝撃と共に何の疑いも感じずに突き刺さった。

大学を卒業する頃には、函館の土地柄、ロシアの話がチラチラ聞けた。
仕事をし始めて間もなく、従軍慰安婦という言葉が戦後出来た言葉である事や、南京虐殺が捏造された情報だと言う書物と出会う...私は混乱したまま、つい最近までその事を確かめる事も、考え尽くす事もしなかった。

5,6年前、リットン報告書をまとめた本を読み、放置していた戦争の事が少しだけ見えて来た気がした。...事実はひとつではなく、人の数だけ存在すると...。

私が見た南京大虐殺の映像は、確かに捏造かもしれない...そんな映像を残しておく事を軍がするとは考えにくい...切り集められた物だと言われても、おかしくはない。でも、多くの人を殺してしまった事実は変わりないと思った。...呼び名も付かない多くの虐殺が、至る所で起きていた...それが、戦争だと。

また、慰安婦に関しては、中国がわざと伝染病を蔓延させる為に日本軍に潜入させたと言われてもいる。それも事実かもしれない...しかし、強制的に連れてこられた人達がいた事も事実だと思う。
今日読んだ、『日中戦争の中の青春』には、こう書かれている。
中国人の慰安婦は、優遇されてた生活が与えられていたと...。
私の中では、朝鮮人も中国人も区別が無い...でも、中国に隷属されていた朝鮮国は、占領した日本からも同じ様な扱いを受けていたのかもしれない。同じ様に慰安婦として連れてこられながらも、一方は医者にも見てもらえて、食べ物も与えられ、酒も浴びていた...。一方は、食べる事もままならない扱いだったのだろう...。

文中にはこんな風にも書かれている。
日本の歴史認識、教育は欠如していると...。
全ての人の目や耳にてらして教科書を作るわけにはいかないだろう。
しかし、当時の軍のメンツや政治の建前を問題視してなかった事にする様な歴史認識は、諸外国から冷たい視線を浴びて当然。...現代からみれば、倫理的にも人権的にも問題視される事がまかり通っていたのが戦争...原爆を落されたからと言って、被害者モードだけが表に出て、戦争を非難したところで、加害者だった事実も出せない様では、如何な物かと言われても仕方が無い。
残虐性の強さから、ワザワザ見せなくても...という人もいるかもしれない。
でも、人をそこまで変えてしまう、変わらざる終えないところに追い込む...それが戦争なんだと、伝える事は出来るのでは?と思う。
国家間では、戦争の謝罪は、お金という援助で済んでいる、それは必要な区切りだと思う。でも、それと歴史的認識は本来別物でなければならない様な気がする。

防衛は必要だと思う。でも、9条を無くす事とは別問題ではないのだろうか?
自衛隊が軍だと認めても良いと思う。だからといって、戦争へ直結させるのはどうかと思う。
一方で、日本が銃が無い世界だから、他の国とちがった平和感があると思う。
武器があれば、武器を使ってしまう...そうかもしれない。
でも、危険だからと取り除いていって、本当に無くなるものだろうか?
刃物が危険だと、教育から切り離し、結果、包丁で料理する事が出来ないとか、
殴った事が無いから、その痛みが解らないとか...。あらかじめ危険を回避するあまり、危険に対応出来ないというのは、問題ではないのか?
銃刀法違反と言いながら、日本では包丁の所持が許されている。それは、人を殺す目的ではない包丁は、人の糧の為に使われるから...でも、その包丁は、銃の無い日本では、人を殺す道具として使われる事が多い。カナダでは、銃の所持率が世界一だが、銃の犯罪率は米国の半分以下だと言われている。ゼロではないが、何重にも施錠するのが当たり前の米国に対し、カナダでは施錠しない家が多い。...つまり、武器は使う人によって本当の武器になり得るのでは?

どこかの高校で、修学旅行で中国に行き、生徒にまで謝罪を述べさせ、頭を下げさせたところがあったが、それは間違いだと私は思う。

逆に、日本ではつい最近まで、国籍で...突き詰めて言えば朝鮮人であるというだけで、大学受験を拒否されていた...それも、間違いだと思う。

私の中で、戦争は、頭の中の物語。
物語は、他の物語と違って、結末が無い。他の物語の様に、泣いたり笑ったり感情が動かない。動かせない。正しいとか間違いとか、絡まった毛糸のようにほどける事は無い。
物語を聞いて、いつも考えるのは、自分ならどうしただろうか?ということ。
もし、戦争に行ったなら、私はやっぱり敵を殺すだろうと感じる。
何の為に?とか誰の為にではなく、きっと、目の前の恐怖から逃げたい一心で、武器を突きつける様な気がする。
もし、私が慰安婦として連行されたらどうしただろうか?
連行途中で自殺を試みるだろう...、いや、もしかしたら、自分の殻に閉じこもり、これは悪夢だと、悪夢が終わる事だけを願って無抵抗なまま、やりすごして生き延びるだろうか?
食べ物の為に、連行される事を望むかもしれない。
...考えても考えても、部分的なものばかりで、実際に毛糸がほどける事は無い。
たぶん死んでも、この毛糸はほどける事が無いと思う。

ほどける事の無い毛糸の中で、これからの軍や原子力や外交を判断して行かなきゃ行けない。
戦争を知らない私たち世代が、これからの時代を切り盛りして行く...。
60数年戦争が無くこれたのは、日本だけといっても過言じゃない。
他の国では、絶えず、民族紛争や戦争が起きている。
今も、諸外国に取っては戦争は現実社会。
そんな世界と、どうやってこれから日本が渡り歩いて行けば良いのだろう...。
私は、どの物差しで、判断して行けば良いのだろう?

そんな思いにかられても、いつもと変わらぬ生活で手一杯で、
なかなか戦争について考える事は少ない。
...政治家も、こんな私と変わらないのだろうか?

こんな程度しか考えられない私が、戦争の事実を読むのは、本当は失礼なのかもしれない。...こと戦争について、私の感情は動かない...それじゃ、読む意味が無いのかもしれない。...でも、いつか泣いたり出来る日が来るかもしれない。...もし、その時が来たら、感想が書けるかもしれない。
その日まで、耳を傾けて行こうと思う。
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by marquetry | 2011-02-11 01:35 | 明日へつなぎたいもの

最近、お気に入りのCM

最近、耳をそばだてながら聞いてしまうCMがある。
深津絵里とリリーフランキーが夫婦役で、
ぼそぼそ...っと二人が会話する...。

今まで、インパクトある(意味不明だけど強烈な××××ちゅ)CMだったDaiwa houseが、いきなりの方向転換。

ピアノの音が流れると、リリーフランキーがつぶやく
「また、くだらないことで、喧嘩した...」
深津絵里が、答える
「...どうでもいい事って思っているとこが、すでにダメ...」
Li「あれ?俺が悪いの?」
Fu「...あやまれば許してあげてもイイけど...」
Li「俺は、簡単に頭を下げる男じゃない!」
...そのセリフの間、仕事でお客様に頭を下げているシーンが流れる。
Fu「...都合のイイ時にだけ、男になるね~」
Li「...やっぱ思っちゃうか...」
Fu「でた!その場しのぎ...」
Li「じゃぁ、どうすりゃいんだょ...」
Fu「考えなさい...?」
Li「頭よくないんだょ」
...リリーフランキーの仕事している姿と深津絵里の日常の姿が、交互に入る。
Fu「若いころはもっと...」
Li「何?」
Fu「...(思い出し笑いしたような微笑の声で)若いころから、たいしたこと無いねっ」
Li「後半に伸びるタイプなんだョ(少しテレ声)」
Fu「歳とっても、大事にしてあげないっ」
Li「いいさぁ...」
Fu「...蹴っ飛ばしちゃうかもよっ」
Li「いいさぁ...そのかわりぃ、俺より長生きしろょ」

...ここで、二人の時間が一緒になる

Fu「おかえり!」
Li「ぁあ...」

...ここでCMは終わる。
CMの題名には『ここで、一緒に』篇となっている。

こんな風に、力が抜けてて、でもしっかり見てて、...ここでつながっている、
そんな時間と空間が、ここにはある..。

家を建てるのも、見つけるのも大変だが、
そんな相手とめぐり合うのは、もっと大変...。
そして、そんな相手や家を維持するのは、もっともっと手間隙がかかる...。
...、手間隙がかかるから、大事にしたいって思えるのかもネ...。

なんとなく、なんとなく、イイ感じのCMです。
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by marquetry | 2011-01-27 23:18 | 明日へつなぎたいもの

『ハンコック』

超人ハンコックの物語。
これが以外と心に響いた。
一見、単なるヒーロー物かと思いきや...私のイメージは覆された。

ハンコックは、記憶が無いまま80年を過ごす。
力持ちで、空も飛べる...、彼は、勿論その力を人助けに使っているんだけれど、何故か助けた人からまで、非難される...誰も、彼のした事を喜んでくれない。...超人的な彼がジャンプをすれば道路には大きな穴が出来、彼が悪人を投げ飛ばせば、周りの建物ごと一緒に破壊してしまう...加減をすればいいのに、彼はどこかひねくれていた...彼を理解してくれる人も、彼に感謝する人もいない...彼に近寄ってくる女性すら、まるで性的欲求のハケグチの様に彼を通り過ぎて行く...彼は孤立していた。

ある時、踏切に閉じ込められた一人の男性を車ごと助けた...そう、車ごと線路から投げ飛ばしたんだ。当然、命は助かったけど、そのとばっちりをくらい、車をつぶされた運転手や周りは彼にBoooイング..非難される彼は、いつもの事の様に、苦虫を噛んだ顔になる。
助けられた彼は、Boooイングの波を割って、彼に感謝する...そこから、ハンコックの日常が変化する。...助けられた彼は、自宅に招き、妻と息子を紹介する。

この物語の中で、超人ハンコックは、実は数千年も前から人類に溶け込んだ天使や神で、ゆうに三千年以上の歳になる事が明かされる。...この地点でも、単に超人ヒーローと欧米お得意の堕天使の融合か?と思われるが、その設定が変わっている。

数千年前、ハンコックと同じような超人が、何組も地上に降りる。
現代で言うところの神は、彼らが愛を知り、夫婦となって一緒に過ごすうちに、その超人の力がなくなる様にした...人間と同じ様に過ごせる様にと。
つまり、愛し合い、共に過ごすという事は、やがて命の終わりが来る道を選ぶことになる。逆に、惚れていても離れていれば、不死身のまま何千年も生きられる訳だ。
ハンコック以外の超人は、皆、共に愛し合い、特殊な能力は消え、人間と同じ様に、事件に巻込まれたり、歳を取りながら死んで行っしまった。

彼は、80年前まで、一緒に地上に降りた彼女と共に過ごしていた。それまでも、何度も命の危険にさらされ、その度に二人は離れ、また引き寄せられる様に出会い、求め合い、力を失いそうになる頃、また何かの事件に巻込まれ、どちらかが命の危険にさらされ、その度にハンコックは彼女を助け、ひとり離れて行く。80年前、デートの帰り道彼と彼女は暴漢に襲われる。彼女を助けようと戦う彼は、頭蓋骨が骨折し倒れる...二人で過ごしていたせいで不死身の体は不死身ではなくなっており、救急車で運ばれ、緊急手術を受ける...手術後意識は戻るが、命の危険は消えない。彼女は病室で意識が戻った彼に駆け寄るが、彼は記憶を失っていた...彼女は、彼の為に、病室を離れ、姿を消す。

ハンコックは彼女が去った後、1時間で切り傷も頭蓋骨骨折もすっかり直り、記憶が無いまま退院する...新聞に載る程の出来事だったが、誰もハンコックを訪ねたり、探したりする者は現れなかった...彼は、消えた記憶の中で、自分は誰にも探される事の無い存在だったのだと思いながら80年を過ごすことになる。自分を知らない自分と、自分を理解してくれない世間の中で、彼は、漂う様に生きていた。

物語は、ハンコックの消えた記憶を知る人物との再会から急展開する。

私は、愛しているからこそ一緒にいたい...お互いに生きる為には離れていなければならないという運命なんて認めない!そんな運命は自分の手でかえてやる!って思う性格...でも、そう思いながらも、愛した相手が生きている世界を愛おしく思う自分もいる。...もし、私にどちらか選択を迫られる時が来たら、私はどっちを選ぶんだろうか?...やはり、彼が生きている世界を選ぶだろうか?
何千年も、彼が誰かの側で子供を抱き微笑んでいる姿を見守る事が出来るだろうか?...あるいみ、なんとも切ない物語だと思う...映画自体はちってもそんな重々しいモノではないけれど、私には、なんとも切ない愛の物語にしか見えない。現代版フランケンシュタインというところだろうか?

ただ、見終わった後、私は、自分の中に存在する、ほのかな温もりに触れた様な気がした...私にも、まだ、そんな気持ちが残っているのかもしれないと、少しだけ勇気をもらった様な気がした。
逢えない事が最悪なんじゃない、彼が幸せかどうか?感じられない事が、信じられない事が最悪なのかもしれない。...私は、まだ、ちゃんと愛せる...そんな気持ちにさせてくれた、そんな映画でした。

きっと、他の人とはズレているかもしれないので、参考にはならないかも知れませんが、良かったら、一度見てみてください。
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by marquetry | 2011-01-15 01:01 | 映画、書物

雪に恋して...

恋しい約束
ジャンゴさんは、どうしてそんなに、雪が好きなのかしら?
まるで、雪の中に愛しい人でも探しているかのよう...?
...消えないで。
...行かないで。
...ぼくは、ここだよ!
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by marquetry | 2010-12-29 22:45 | Track Back

セカンドバージン...

エンタメ総合 - エキサイトニュース

ドラマの云々は、見て頂ければ良いとして...。
セカンドバージンと言う言葉が有ったとは驚き。
造語だと思っていたら、欧米諸国では古くから使われていた様で、
ヨーロッパなどでは、2度結婚するのが通説だったぐらい(貴族は...)だとか。

言葉のイメージからすれば、少々艶っぽいが、実際は、
1度目の結婚ないし、sexの後、別れたご主人や彼氏を思い、
sexのない生活をおくる淑女に向けられる言葉だとか...。

淑女にはほど遠いかも知れないけど、
このドラマを見て、あきらめていた導火線のホコリを落としている人、
割といたりして...。

始めての時は、はかない線香花火の様な炎も、
セカンドとなると、其の導火線の先に有るものが、ダイナマイトでもおかしくない。
そして、導火線の火は、なかなか消せない...消したつもりが消えてない。

重ねた歳の分だけ、愛が多様化してでも、なまじ受け止められるから、手が悪い。
肉体が恋しくてのめり込むんじゃない...そこには、安らぎや、癒しや、心地よさがある...
だから、離れられない...壊したくない...。
そして、体は、覚えている...その、心地よかった指や、息づかいや、感触を...。

鈴木京香の曖昧なほほえみや、困った様なうれしさは、
男性から見たら、さぞ、艶っぽいことだろう...。
女の私が見ても思う...あんな表情が出来たらイイのに...とうらやましくヨダレが垂れる。

先日、何かの番組で、杉本彩が言ってたけど、
sexは、肉体の交わりだけだと、飽きるし、長く続けられない。
心と心も交わらないと、歳を重ねるにつれ、重荷になるばかりだ...と。
ここで言うsexは、実質的挿入行為を示しているのでは無く、
広くスキンシップまでをさすのだと思う。そうゆう意味で、息の長いsexは大事だと思う。

結婚生活で、行為だけが形式化したり、
気持ちがついていかなかったりで、sexレスの男性や女性が増えると言われている昨今。
最近のNHKは、性教育に目覚めたのか?きわどい番組が多いように感じる...。

相手役の男性に少々物足りなさを感じる私...ですが、
見なきゃイイのに、ついつい見てしまう。
わがままなお嬢奥様役の深田恭子、そのキレた行動にイライラしながら、
思わず、見てしまう自分がいます...あぃたたたた...単なるおばさん状態...。

よくある不倫の物語ですが、鈴木京香の女っぷりが感じられるドラマです。
関係ないけど、生年月日が全く同じなんですよね...私と鈴木京香。
なのに、外見的違い...色気の無さは、かなり私を触発し、
最近、基礎化粧品を買いました...あぃたたた...おはずかしい。

ということで、私も、導火線のホコリを少し払ってみようかと思う一人です。
遅い?手遅れ?...かもね...。
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by marquetry | 2010-11-25 16:40 | Track Back

『やさしい刺繍』

夫を亡くして9ヶ月にもなるのに、まだ喪に服して、黒い服を来ている老女。
それを見ていて、心を痛めた髪結いの婦人が、
なにか元気づける方法は無いか?と、老女と仲が良かった二人に相談します。

裁縫が得意だと聞いた町の男衆は、
老女に、町の伝統、教会の男声合唱団の旗が、ネズミに食べられ、
ボロボロになったから直して欲しいと頼みます。
老女は、修理に使える生地が無いか?と家中をさがします。
髪結いの婦人は、それを手伝いながら、ひとつの化粧箱の中身を見てしまいます。
それは、きれいなレースや刺繍の施されたキャミソールやブラジャーの作品。
老女は、下着や刺繍まで施せる職人だった...結婚して夫に反対されるまでは...。
老女は、ポツリと言う...パリでランジェリーショップを開くのが夢だったの...と。

結局、旗に使えそうな生地は見つからず、
旗の生地を手に入れるため、久々に街へ出かける事に...。
髪結いの婦人や、仲良し老女も一緒に...。

髪結いの婦人は、生地を買い入れたあと、
街のランジェリーショップへ立ち寄ります。
仲良し老女は、レースの下着をみては、したない...と眉間にシワを寄せますが、
老女は、じっと見つめてこういいます...縫製がなってない...これではわきが吊る...等々。

田舎町に戻って、髪結いの婦人は言います...夢をあきらめないでと。
老女は、そう、80代ぐらい...髪結いの婦人は、50代くらい。
仲良し老女Aは70代で施設でくらし、仲良し老女Bは夫の介護を献身的に暮らしていた。

老女はひとり、街へでかけ、レースや刺繍の材料を購入し、
昔の感覚を取り戻そうと作り始めます。
そんな姿を見て、老女Aはこの町で買うものなどいない...恥をかくだけだと反対。
老女Bは、そんな下着をつくる老女から離れていきます。
髪結いの婦人とその娘だけは、喪に服していた老女が、みるみるイキイキしてくる姿を喜び、
協力していきます。
老女が元気になっていく姿を横目に、仲良し老女達の心にも変化が現れます。

そんな中、やっとランジェリーショップがOPENという時に、
町の男衆にその事がバレ、笑い者にされます。
婦人と老女は、肩を落とし、店を開ける事をあきらめようとします。
そのとき、老女Aはインターネットで販売したらどうか?と言ってきます。
また、老女Bは、車の免許を取るから、郵便局までの配送は自分が手伝うと言います。

...映画は、アクションも情熱的な恋愛でもない、ありふれた物語。
田舎町ではありがちな保守的な男衆と、そこに従って来た女達。
おしゃれな事も、目立つ事も、他と協調できないことは、
うけいれられないこの田舎町で、老女は、しっかりと自立する。
老女が起こした行動が、すこしづつ男衆たちに変化をもたらしていく...。

やさしい刺繍の老女は、とっても素敵な表情に...。
女性として、いつまでも、こうゆう表情でありたいと、ちょっり勇気がもらえる映画です。
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by marquetry | 2010-10-30 11:18 | 映画、書物



昨日の私から、今日の私が、明日の私へ残すもの。
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