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新陳代謝...

どうやら、私がココに引き寄せられたのは、
新陳代謝の時期だからなのかもしれない。

現在の社長が、23歳で会社を引き継いだときから、
一緒にやって来た、常務や専務(Kさん)が、たぶん退職が近いのだと思う。
もう既に、退職した方が一人いて、その方は、建物の隅々を理解して施設管理をして来た。
常務はテナントの舵取りを、専務は工事全般の舵取りを...そして、
二人とも、社長にとって大事な右腕であり、左腕であり...。

専務であるKさんは、体調が悪く、いつまで出勤出来るか?解らない状態。
...かといって、長い間、呼吸する様に仕事をして来たため、マニュアルなんてモノが有る訳がない。...その都度、解らない事が有ったらいつでも連絡する様にと私は言われている。...なにから説明したら良いのか?解らない程、長くココに従事して来たから、なにを話せば良いのか思いつかないからと...。

常務の次の部長も、決して若くはない。
今まで、常務や専務や部長は、その人の性格や、仕事なりを理解し、なんとなく歯車が噛み合って動いて来た。でも、かれらと同じ器ではない部下達は、歯車の大きさが足りない。
次の歯車に届かず、空回りしたり、補う為に何個もの歯車が無造作に並んでしまうため、歯車が廻らず、血の巡りが悪くなっている。

この問題を、誰に聞けば良いのか?誰と話して調整するのが良いのか?どう動かせばうまく歯車が噛み合うのか?...誰しもが、一生懸命廻っているのに、動かしたいところに届かない。
そんな中、建物がもうひとつ増える。
...新しい基準の適応と、古い部分にギャップが生まれる事に戸惑う人も多い。

私より先に、Kさんに引っ張られ環境開発に入っていたTさんも、テナントの窓口に当たる営業の仕事と、工事を管理する私たちの部分と、施設管理の部分とに、混乱が生じている事は感じていたが、一人で暴れて一人でなだめる役をする訳にも行かず、困っていたらしい...そこへ、私が入って来た。

事情を全く知らずに入って来た私は、性格上ついつい正直に言葉に出してしまう。これが、今、小さな波になっている。
先日も、まだ3日目の私に、営業部と開発部と施設部がそろって聞きにきた。
ようは、どこも余分にお金が無いため、宙に浮いている内容をどうするか?たらい回しになっている様子。...私曰く、『それは営業の仕事だと思う』...三人はあっけにとられる。
テナントの移動とリニューアル工事が重なり、1台しか無いバックヤードのEVを押さえようと、スケジュールを固めたい営業が、スケジュール表を作って持って来た。夜にもテナントの移動が入っているのを見て私は『基本的に、工事部隊は夜、テナントの移動は昼にしてもらわないと、商品に何かあっても責任が取れない。営業は基本的に昼でまとめて欲しい。...ただし、どうしても双方で夜や昼のEVに食い込む事が有るだだろうから、その時は、調整するなり、一緒に使う事を工事業者もテナントも了承してもらった上でスケジュール入れること...それと、出入りは一方通行の流れにすること、同じ通路や入り口で出入りを一緒にさせないのが必要です』...営業の若い子は、キョトンとしてつぶやく...もうテナントさんにこのスケジュールで了承してしまったんですけど...。じゃぁ、ココまでは、双方仲良く使うことと、解体材とラップするので商品が汚れる可能性があることを了承してもらうこと。ココから先は、さっきの通りに調整すること...というと、早速上司に報告したらしく、この日は、若い営業の子は、21時過ぎまでびっちり話し込まれてました。

私は今までの慣例を知らないし、慣例を通せる程、スタッフのことをよく知らない。
だから、それぞれの新しい担当者にも、同僚であり業界では先輩のTさんにも、私はいつもこう言っている。『どうせ、新しい担当で皆右往左往しているのだから、とにかく、今までどうしてるか?が解らなかったら、自分たちでやり易い様に作り直して行きましょう!』と。
時間はかかるかもしれないけれど、少しづつ、自分たちで動かせる様にして行かないと、問題がひとつも片付かない。

...なるほど...Kさんが、もう一人予定外に私を入れた理由がうなづける。
たぶん、かなり無理していれたのだと思う。
そして、今まで、当たり障り無く仕事をして、常務や専務や部長の指示で動いて来た人達が、自分たちで舵を切らなくてはならなくなっているのに、なかなか意見が言えない...意見すら見えてこない現状らしい。
また、大抵の人達は契約社員のまま働いているため、いつクビになるか?びくびくしながら仕事をしているとか...それじゃ忌憚ない意見等でるはずもない。

同じ部屋で仕事をしている時Tさんは、そうゆう雰囲気に気づいていたけど、一人では壊して一人で整えるにはあまりにも範囲が大きすぎると言っていました...そして、marquetryさんが来たことは、その意味で、大きな希望だと...。
確かに、クビになることを怖がって言わないなんて事は私には無い。必要なことは言うし、たまに余計なことまで言ってしまうくらいだ。独身だから、身軽だしね...。

暴れ役は、寿命が短い。
新陳代謝には、苦痛が伴う。苦痛を和らげる為には、緩衝役が排泄物を覆って進む必要が有る。私はこの緩衝材として呼ばれたのかもしれない。
...なにが出来るか解りませんが、出来ることをするまで...。

もっかの悩みは、乾燥と埃が酷い部屋で、一日仕事をしていると、治りかけていた体に、また掻痒が出始め、顔にブツブツが出始めること。ゴールデンタイムに仕事をしている訳だから、体が文句をいうのもうなづけるけど、何か対策を練られねば、またバランスを崩してしまう...。

会社の新陳代謝を見ながら、日本全体がそうゆう時期に来ているのかもしれない...と感じました。その作業で、一時的に息が止まる想いをするかもしれないけれど、生まれ変わった土台からは、きっと新しい命や芽が育つと思うんです。そのためには、出来るだけ腐らず、枯れるようにしなければなりません。...うまく枯れて行けるか?...ちゃんと新芽の為の土台になれるか?
戦後ゼロから作り出した世代が社会の現役からいなくなる時代...ものが溢れているのが当たり前の私たち世代がどうやって繋いで行けるのか?...大変な時期に来ていると言えます。
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by marquetry | 2011-02-20 22:45 | ダンボの耳

さて...。

今朝、面接の会社にお断りの連絡を入れた。
...先に面接したところから、急きょ採用が決まって、出勤することになりましたので、今日の面接はいく事が出来なくなりました...と。
すると、先方は、それでもいいので、面接だけは受けられないか?と。
履歴書をみて、気に入って頂けたようで、とにかく一度会社に来て欲しいと。
...すでに、出社しているので、時間がとれるかどうか...。
とにかく、調整がとれたら連絡します...と返事すると、
1,2週間以内で調整出来れば良いんですけど...と。

なんとも、ありがたいことです。
(押しの強さに一抹の不安もありますが)
この御時世に、迷うだけの選択肢が有るという事は、贅沢な事ですよね。

でも、一体神様は私に何をさせようとしているんだろう..。
就職を決めても尚こうゆう事を私に向けるって言うのは...。
先々の為に、縁を繋いでおけ!ということだろうか?

来週から現場が動き出すし、今は、帰宅がこの時間だし...。
どこに会う時間が取れるというのか?
でも、縁が有れば時間も自然と出来るでしょう...。
2,3日中に、もう一度、先方に連絡してみるつもりです。
今の会社とは契約社員で1年更新だし...。

さて...この先どうなることやら...。

追伸
内装の仕事は、いろんなお店の人や色んな業態と協力して店をOPENさせます。
管理といっても監理がメインの会社ですので、現場にカン詰は有りませんが、入れ替わるお店や、百貨店、設備に電気に電話に広告等々...、8時間の勤務時間は相変わらず打合わせ打合せの嵐...。それがすんで、ようやく自分の仕事や連絡をとりあったり...相変わらず、この業界の時間感覚は、1日24時間では全く足りない...。
それに...大抵の人は、責任回避のため、都合の悪い事はなあなあにしてしまいがち...。
ましてや古い建物になると、隠れた部分に、そんななあなあにされて来た事が、お化けの様に潜んでいます...ゴーストバスターズのように、解決!とは気持ちよく行きません。
そんなところだと解っていましたが、わかっていてもやっぱり腹が立つモノで...ぶつかるのも時間の問題かと...。
どうやら今回の会社は、世代交替の時期らしい...古い方々が退職し、新しい人が入ると、そのなぁなぁが明るみに出たりする...それを知ってて、古い方々は、あなた達のやり易い様に進めて、うまくまとめて頂戴と...お化けをなぁなぁに育てて来た事を思えば、なんとも都合のいい事!をと感じるけれども、そうゆう岐路に、自分が引っ張られたのかも...と。

さて...どんなお化けと対峙しなければならないのか?
正直、これだけ長く放置されたお化けが、どれほど大きく育っているのか?恐いもの見たさで、好奇心はビンビンですが、出来れば、出会わずにいたいお化けです。
すでに、以前現場に入った時に数カ所ほど、お化けの場所は確認済みです。
当時のまま、なぁなぁにしてれば、今もお化けはそこにいるはず...。
今回の全体リニューアルで、どんな姿で出てくる事やら...。
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by marquetry | 2011-02-16 00:15 | ダンボの耳

49日のレシピ

和久井映見...いくつになっても変わらない可愛さを持っている。
そして、芯の強さも...感じる。

不妊治療をしながら、ずっと子供が出来なかった彼女は、
子供がこのまま出来なくても、彼のお母さんを大事にしながら過ごそうとして来たけれど、
彼女の旦那さんは、浮気をしていた。
浮気相手に子供が出来、その彼女から、彼(旦那さん)は、あなたが哀れで別れられないのだと電話して来た。
彼女は、彼にどうするのか訪ねると、君の事も愛している...でも、彼女の事も捨てられない...と言った。彼女は、指輪と離婚届に自分の名前を書き込んで家をでる。
子供のが出来ない女は、浮気をされても我慢しろと言わんばかりの身内の言葉や、寝たきりのお母さんを放っといて出て、家政婦代金を旦那の兄弟で折半なんてと責める義理の姉の言葉...なにも事情を知らない者が彼女を責める。
そんな言葉に、彼女は、自分の人生に意味が無いって...女で生まれた自分が無意味だって...思わず悔し涙を流す。

49日のレシピは、そんな彼女のお父さんが、彼女が小さい頃に再婚した人が書き残したレシピ。
自分が死んだら、読経や焼香は入らないから、49日にこのレシピを振る舞って、皆で楽しんで欲しいと書き綴り亡くなった乙母=オッカ(再婚した二人目のお母さん)。

彼女は、乙母にしか聞けない言葉があった...頑固な父に怒鳴られてもいつでも笑い飛ばしていた乙母に、お父さんと子供をもうける事無く死んで行ったあなたは...あなたの人生は、幸せでしたか...?

全部で4回のNHKのドラマです。
きっと、お父さん(伊東四朗)の乙母へのの悲しみや、彼女(和久井映見)の傷ついた心が、乙母のレシピで少しづつ、少しづつ癒されて行く物語なんだろう...と想像はできるんですが、何となく、気になってみてしまいそうです。
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by marquetry | 2011-02-15 23:12 | 映画、書物

沈まぬ太陽

見たいと思っていた映画のひとつ...劇場に行けず、レンタルしようかと考えていたら、TVで放送になった。...しかし、心配していた通り、CMが多く長い(怒)...せっかくの映画が台無しだ。

昨日、カンブリア宮殿で、山一証券の話がチラリ出ていたけど、日本の企業の多くは、経済急成長の中で、何か見失ったまま走ってきたのかもしれない。
カンブリア宮殿は、現在のモリタ(消防車を作る会社)の社長を招いての話だったが、彼は、山一証券の帳簿の検査を調べ、2300億の負債をあぶり出した人である。...それを公表し、立て直しする様当時の社長に提案したが、返事は子会社への左遷だった。その後、5,6年で山一は破綻。今のモリタの社長に着任する時、借金の無い会社だと聞いて来たが、実際は数十億の謝金があったとか...。
現在、謝金を返済し黒字にしたのは、彼が松下塾の前身で学んだ経営学だ。
彼は言う...こうゆう経営者の姿勢が、松下と言う巨大企業を維持し続けていると。
そして、こうも言っていた。当時の山一証券の社長は、会社を守り社員の生活を守る事よりも、保身を選んだのだと...。

私は、労働組合などにはあまり関与したくないと考える人間だが、もともとは、不当な労働への健全な権利から成り立ったもの...今では、会社の事等おかまい無しに給料UPする団体も多く感じますが...物語の主人公は、真剣に会社の為にと志を捨てなかった...どんな扱いを会社にされても、彼は、会社に残り戦った...なんの為に?守りたい物の為に?...。

日本航空の経営は、私が生まれる頃すでにほころびが出ていたのかもしれない。
話に聞いてるだけだと、そんなものさ...程度の事も、映像で見ると、ムカムカ腹の底にマグマが湧く。会社の責任は、退任とお金で表向き果たされる事が多い...しかし、本当の責任は、その後も、その会社の姿勢で少しづつ果たされて行くのかもしれない。日航は、再三の再建でそれに気がつく事が出来るだろうか?先日の、特番の中では、少なくとも現場の人間は、真摯に頑張っている様に見えたが、経営陣はどうなのだろう...意識は、変えられたのだろうか?

日本航空は日本国のナチュラルフラッグキャリア...税金が投与され続けて来た。
その上にあぐらをかいて来た経営陣は、退任しても、金太郎飴の様に、また同じ様な経営者が後を絶たない。また、政府の肝いりと守られながら、政府に振り回されている事も事実らしい...。

私には、日航の問題も、戦争も、長い時間の中で絡み合う歯車が複雑にかみ合い、あらぬ方向へと力が向いてしまっている様に感じる。
その中で、翻弄されながら、ぶれずに生きようとする者は、いつでも、貧乏くじを引くのかもしれない。何を貧乏くじとするかによって、見ようによっては違うと言えるが...。
枯渇している人間は、毒だと解っていても目の前の水に手が伸びる...良しと出来ない人間は、どんなに澄んで見える水でも、その水を飲み干せない...喉がかわいたままでも、毒されずに済む...。

しかし...自分が枯渇するだけなら我慢も出来るが、無関係な家族まで手が及ぶとなると、毒と解っていても飲まざる終えないのかもしれない。...そうして飲む人間が苦しむ苦しみと、家族を巻込んでも飲まざる者の苦しみと、どれほどの違いがあるのだろうか。
家族に迷惑をかけるのを承知で、飲まなかった人間が、飲み干した人間の方が苦しいのかもという。

映画の中で、渡辺謙よりも香川演じる役がなんとも言えない...。
そして後半の三十分...良しと出来ない男が決断する事は...。

主人公が日本に帰って来て、墜落事故の処理をしながら、会社の立て直しに力をかして欲しいと言われた時、彼は、自分が表に出れば会長の迷惑になると最初は断ります...そして、こうも言います
『...アフリカのサバンナの夢をよく見るんです。...楽しい夢ではないんです、けど、目覚めると、妙な安らぎを覚える...向こうにいるときは、あんなに日本に帰りたかったのに、こっちに帰って来たら、恐ろしくて、残酷で、気が休まるときが無い...この会社は、何も応えてくれないんです』と。
そういいながら、彼は、やっぱり会社に残り続ける。
終戦の時に見た美しい夕日に理不尽さを感じながら、もはや、皆が正しいという声だけを信じる事は止めようと誓った彼は、再び見るアフリカの太陽に、荘厳な太陽の光に満ちあふれている...それが、明日を約束する沈まぬ太陽に思えると言葉を閉じる。

てっきり、事故の事だけが書かれた物なのかと勝手に思い込んでいた私は、あれ?という思いから、なかなか飲み込めずに物語を追った。
この映画は、語らぬ部分が多い...やはり、原作をじっくり読むことが私には必要のようだ。
不毛地帯といい...山崎豊子の作品は、男の背中が語る事が多い。実際の台詞や表情よりも、主人公が取る行動に、因果がからみ、背中にあらわれる想いが、縮んだり重くなったりする。
時代の流れとともに、変化して行く物と変わらぬもの...守りたいもの...が、男の背中で重なり合う。
女性の視点から描かれているからだろうか?それが押し付けがましくない。
...もう少し落ち着いたら、きっと本を買って読むだろう。
その時は、きっと、また違うものが見えるかもしれない。
その時、また、ブログに書こうと思う。
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by marquetry | 2011-02-11 23:54 | 映画、書物

戦争の事実

...先日、ちょくちょく訪問するブログから知った『日中戦争の中の青春』。
ようやく一気に読み進める事が出来ました。

読んで、間もないので、感想は書きません。
それに、感想を述べる程、私は戦争に付いて消化出来ていない...。
...死んでも、消化出来ないと思う。
ただ、これからも、こうゆう事実を語ってくれる物には、耳を傾けて行きたいと思う。目をそらさず、見ていきたいと思う。

戦争を知らない私たちが出来る事は、戦争があった事実を残す事くらい...。
過去にこだわる為ではなく、未来に同じ間違いを犯さない為に...それだけは、言える。

小さい頃、近所のジイジやバアバが、ふっと戦争当時の記憶を漏らす時があった。
青森では、今でも支那そばというラーメンと区別する物があるし、チョンコ=朝鮮人という言葉もある。どちらも、蔑視した呼び方だ。
そう呼びながら、昔の話をするバアバは、たぶん朝鮮人の子供だったのだろうと思う。
バアバの話は、日本も、中国も憎んでいるというのが伺える...。
チラチラ耳にする昔話から、私が小学校の頃に出会った南京虐殺の映像や、従軍慰安婦の話は、衝撃と共に何の疑いも感じずに突き刺さった。

大学を卒業する頃には、函館の土地柄、ロシアの話がチラチラ聞けた。
仕事をし始めて間もなく、従軍慰安婦という言葉が戦後出来た言葉である事や、南京虐殺が捏造された情報だと言う書物と出会う...私は混乱したまま、つい最近までその事を確かめる事も、考え尽くす事もしなかった。

5,6年前、リットン報告書をまとめた本を読み、放置していた戦争の事が少しだけ見えて来た気がした。...事実はひとつではなく、人の数だけ存在すると...。

私が見た南京大虐殺の映像は、確かに捏造かもしれない...そんな映像を残しておく事を軍がするとは考えにくい...切り集められた物だと言われても、おかしくはない。でも、多くの人を殺してしまった事実は変わりないと思った。...呼び名も付かない多くの虐殺が、至る所で起きていた...それが、戦争だと。

また、慰安婦に関しては、中国がわざと伝染病を蔓延させる為に日本軍に潜入させたと言われてもいる。それも事実かもしれない...しかし、強制的に連れてこられた人達がいた事も事実だと思う。
今日読んだ、『日中戦争の中の青春』には、こう書かれている。
中国人の慰安婦は、優遇されてた生活が与えられていたと...。
私の中では、朝鮮人も中国人も区別が無い...でも、中国に隷属されていた朝鮮国は、占領した日本からも同じ様な扱いを受けていたのかもしれない。同じ様に慰安婦として連れてこられながらも、一方は医者にも見てもらえて、食べ物も与えられ、酒も浴びていた...。一方は、食べる事もままならない扱いだったのだろう...。

文中にはこんな風にも書かれている。
日本の歴史認識、教育は欠如していると...。
全ての人の目や耳にてらして教科書を作るわけにはいかないだろう。
しかし、当時の軍のメンツや政治の建前を問題視してなかった事にする様な歴史認識は、諸外国から冷たい視線を浴びて当然。...現代からみれば、倫理的にも人権的にも問題視される事がまかり通っていたのが戦争...原爆を落されたからと言って、被害者モードだけが表に出て、戦争を非難したところで、加害者だった事実も出せない様では、如何な物かと言われても仕方が無い。
残虐性の強さから、ワザワザ見せなくても...という人もいるかもしれない。
でも、人をそこまで変えてしまう、変わらざる終えないところに追い込む...それが戦争なんだと、伝える事は出来るのでは?と思う。
国家間では、戦争の謝罪は、お金という援助で済んでいる、それは必要な区切りだと思う。でも、それと歴史的認識は本来別物でなければならない様な気がする。

防衛は必要だと思う。でも、9条を無くす事とは別問題ではないのだろうか?
自衛隊が軍だと認めても良いと思う。だからといって、戦争へ直結させるのはどうかと思う。
一方で、日本が銃が無い世界だから、他の国とちがった平和感があると思う。
武器があれば、武器を使ってしまう...そうかもしれない。
でも、危険だからと取り除いていって、本当に無くなるものだろうか?
刃物が危険だと、教育から切り離し、結果、包丁で料理する事が出来ないとか、
殴った事が無いから、その痛みが解らないとか...。あらかじめ危険を回避するあまり、危険に対応出来ないというのは、問題ではないのか?
銃刀法違反と言いながら、日本では包丁の所持が許されている。それは、人を殺す目的ではない包丁は、人の糧の為に使われるから...でも、その包丁は、銃の無い日本では、人を殺す道具として使われる事が多い。カナダでは、銃の所持率が世界一だが、銃の犯罪率は米国の半分以下だと言われている。ゼロではないが、何重にも施錠するのが当たり前の米国に対し、カナダでは施錠しない家が多い。...つまり、武器は使う人によって本当の武器になり得るのでは?

どこかの高校で、修学旅行で中国に行き、生徒にまで謝罪を述べさせ、頭を下げさせたところがあったが、それは間違いだと私は思う。

逆に、日本ではつい最近まで、国籍で...突き詰めて言えば朝鮮人であるというだけで、大学受験を拒否されていた...それも、間違いだと思う。

私の中で、戦争は、頭の中の物語。
物語は、他の物語と違って、結末が無い。他の物語の様に、泣いたり笑ったり感情が動かない。動かせない。正しいとか間違いとか、絡まった毛糸のようにほどける事は無い。
物語を聞いて、いつも考えるのは、自分ならどうしただろうか?ということ。
もし、戦争に行ったなら、私はやっぱり敵を殺すだろうと感じる。
何の為に?とか誰の為にではなく、きっと、目の前の恐怖から逃げたい一心で、武器を突きつける様な気がする。
もし、私が慰安婦として連行されたらどうしただろうか?
連行途中で自殺を試みるだろう...、いや、もしかしたら、自分の殻に閉じこもり、これは悪夢だと、悪夢が終わる事だけを願って無抵抗なまま、やりすごして生き延びるだろうか?
食べ物の為に、連行される事を望むかもしれない。
...考えても考えても、部分的なものばかりで、実際に毛糸がほどける事は無い。
たぶん死んでも、この毛糸はほどける事が無いと思う。

ほどける事の無い毛糸の中で、これからの軍や原子力や外交を判断して行かなきゃ行けない。
戦争を知らない私たち世代が、これからの時代を切り盛りして行く...。
60数年戦争が無くこれたのは、日本だけといっても過言じゃない。
他の国では、絶えず、民族紛争や戦争が起きている。
今も、諸外国に取っては戦争は現実社会。
そんな世界と、どうやってこれから日本が渡り歩いて行けば良いのだろう...。
私は、どの物差しで、判断して行けば良いのだろう?

そんな思いにかられても、いつもと変わらぬ生活で手一杯で、
なかなか戦争について考える事は少ない。
...政治家も、こんな私と変わらないのだろうか?

こんな程度しか考えられない私が、戦争の事実を読むのは、本当は失礼なのかもしれない。...こと戦争について、私の感情は動かない...それじゃ、読む意味が無いのかもしれない。...でも、いつか泣いたり出来る日が来るかもしれない。...もし、その時が来たら、感想が書けるかもしれない。
その日まで、耳を傾けて行こうと思う。
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by marquetry | 2011-02-11 01:35 | 明日へつなぎたいもの

さて、どうなることか...。

先週の面接では、1週間以内に返事をくれると言う話で、終わった。
推薦してくれた人は、『そんなにかからず今週中にでも...』と言っていたが、先週の内に返事は無かった。同時に、人材銀行から紹介されていた建設会社に履歴書を送っていた私...。

2月8日の朝、建設会社からの電話で目覚める。面接日の相談の電話。
...もしかしたら、こっちに縁が有るのだろうか?と思い、15日夕方に面接を受けることにした。
同日の夕方、先週面接した会社から、採用の電話が入る。
『採用決まりました...給料は...。すぐKさん(推薦してくれた人)に連絡入れてください。すぐ来て欲しいって、待ってるんです』
?????私の返事は聞かず?????ハイと言っていないのに?
Kさんに電話すると、すかさず『いつから来れる?来週末は出張でいないから、月曜日から来てもらえれば助かるんだけど?』...だから、まだ返事してないのに...。

『...今、採用の連絡受けたばかりで、まだアルバイト先にも連絡してないので、調整取ってから返事します...』Kさん『...なら、大丈夫だな、解ったらすぐ電話くれ。現場も机も、もうスタンバッテルから!』

...なんとも強引な...もはや断るなんて選択は無い様子。
この強引さも、縁の強さと言えるのか?
神様は、私に、ココへ導いているのか?

アルバイト先へ連絡すると、とりあえず木曜日(10日)は出勤して欲しいと言われた。
さて...面接日は決めてしまっていて、片方は採用決定、アルバイト先は...。
去年からずっと相談にのって頂いてる、就職支援センターの伊藤さんに相談してみるか...。
9日(水曜日)...採用の話を前々職の元社長Kさんに話すと、
『良かったぁ〜...じゃぁ、仕事まわしてね?』...だから、まだ返事してないのに...。
伊藤さん『...これは、決まりだね!...興味があるなら面接だけでも受けたら?でも、就職先は、ココで決まった様なモノだね...いいんじゃない?』そして、こう付け加えた『ここなら、1級建築士の実務にもなるんじゃない?1級とってよ!』
?なんだか、楽しんでない?『楽しんでる!去年からずっと見てて、楽しい!楽しんでる!だから、絶対1級とって!』...私のテンションよりも、既に周りは出来上がってる...こんなに言われて、こんなに喜ばれて、断る理由が薄れてしまう...。
建築士先生にも連絡する『...実は、その建設会社の兄弟会社知ってるんだよね...僕は、ココじゃなく、ソコの方が良いと思う...長く続けられそうじゃない?図面?仕事しながらでも良いっしょ、良いよ』

...あとは、バイト先。
今朝出社して、すぐ、次長と話をする。
『...仕方が無いけど、非常識なことには変わりがない...今、部長からも話してもらうけど、今日付けで退社手続きにするから、午前中で帰ってもらうことになると思う』
...本当に、申し訳ないと思う...来月の研修から正社員でと当てにしてアルバイトさせてもらっているのだから、何を言われても、仕方が無い...それでも、本来1ヶ月前の手続きを、今日中に済ませてくれると言うのだから、言葉とは裏腹に、やっぱり気を使ってくれているのだと感じる。
部長は、がんばって!としか言わなかった。
強いて言えば、短い間だけど、何かココはまずいんじゃないか?とか気がついた事を教えてくれと言われたくらいだった。
部長の話の後、もらった資料をシュレッターにかけていると、次長からまた呼ばれる。
『悪いけど、夕方まで、勤務してもらっても良い?...まだ、皆に話してないし...予定が無かったら...お願いしたいんだけど...』...電話の対応や役職リストなど粉砕する前に言って欲しかった...資料が無いと、どこにどう振り回すのか?ちっとも覚えてないのに...。それでも、まっ何とかなるか...『解りました、大丈夫ですよ〜』。

昼休みの休憩中、K氏から携帯に留守電が入っていた。
『すぐ連絡くれ』...せっかちというか、なんというか...。
『...もしもし?marquetryです。電話とれずすみません』
『いやぁ〜バイト中ゴメンね〜...で、どうだった?いつから来れる?』
...だから、まだ返事してないのに...。
『はぁ...今確認取れたばかりで...本日中で切ってもらえましたので、来週から大丈夫です』
『そっ!じゃぁ、手続き進めるから、月曜日ね!』ガチャ。
...そうなるよね。そうなんです...すでに私は激流に流されてるんです。自分では、止める事も、引き戻る事も出来ない激流に、すでに飛び込んでいたんです...あの時、大丈夫?とK氏に電話したときから...。

そんなこんなで、就職が決まりました。
泣いても笑っても、来週から出勤です。
泣いてもいきなり現場です...現場の勘が狂っていなければ良いのですが...かなり不安です。

アルバイト先では、ギリギリまで次長は皆に言えずにいました。
短い時間でしたが、私もちょっぴりギュッと来るモノがありました...本当に良くして頂いたんで...。

実家の父はこう言ってました、これで、首吊らずに済むと..。
長女も無職、次女はかろうじて働けているけど、体調を壊しながらがんばってる状態。私まで、無職を長くわずらえば、父は首を吊らねばならないと...大げさな...。
母は、あっっそ。
次女は、思ったより早く決まったね〜。
と、あっけない言葉ですが、たぶん喜んでくれている。

さて、来週から、どうなることやら...。
もっと喜ぶべきなのだと思うのですが、正直、これからお化け屋敷に入るとか、ジェットコースターにのる気分...喜べません。遊園地は苦手なんです。行くのは良いんです。でも、乗り物はゴメンです。...未来の自分につながると信じています...が、本当に、どうなることやら...まだ、腰が引けてる私です。
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by marquetry | 2011-02-10 21:28 | 明日へつなぎたいもの

群来(くき)

45年ぶりに、北海道で見られた現象『群来』
鰊(ニシン)が群れで産卵する事で、海が乳白色に変わることを言うのですが、昔は毎年の様に見られた現象で、鰊御殿と呼ばれる家々が、漁師町にある程、鰊漁がたくさんとれたそうです。

何故?この現象が45年もの間見られなかったのか?

当時は、乱獲のせいだ!というのが主でしたが、問題はそれだけではありません(たぶん、私が思うには...です)。森が無くなる事で、海が死にかけたのです(あくまでも、私の個人的発想です)。

北海道の海は、昆布等の海藻が豊富だったわけですが、森が減少し、川が汚れると、海は海藻が死に、石が石灰化したように白くなりました。

私は専門家ではありませんが、石灰化は、藻類の屍骸ともいえます。
自然に死んだ藻類は、堆積し、死んでも尚、様々なプランクトンや海の植物の住処になる性質があります。でも、白くなった海の石達には、植物は根付きません。
何がどう違うのか?...これも、自然に枯れ死んで行くのと、強制的に死んでしまった....腐ってしまった物との違いなのでしょうか?海でも同じ様な事が言えるののかもしれません。
陸では畑が農薬に侵され、堆肥で養分過多になり、病弱になり、腐る事が当たり前になっています。海も同じなのかも知れません...予定外の土砂や排水は、予定外の栄養を含み、また自然界には無い薬物が入ってしまった...海は、病弱になってしまい、命を産む事、繋いで行く事が出来なくなってしまったのかも知れません。

鰊が海から消え、漁師町も廃れ、漁師達は川を綺麗にし、森を大事にする事を学びながら、根気よく稚魚を放流し続けます。ニュースでは、その努力が実ったと言っています。

実際は、ロシアや中国の海のほうが汚れて来たため、日本の方が産卵し易くなっただけかもしれませんが、なんにせよ、海を白く変えるほど、鰊が産卵と射精をするのですから、すごい!

日本が、産業経済の発展と共に自然をないがしろにし、それに気がついて少しづつ意識が変わり、45年たった...と自然が答えをだした...ようにも聞こえます。

来年も、『群来』が見られる海であります様に...願います。

ちなみに、おそまきながら、私は、化学洗剤を使わない様に意識したのが20年。
実際に、全ての洗剤を止めるまで10年、現在は、昔ながらの石けん(しゃぼん玉石けんや桶谷石けん等)と、酢やクエン酸、重層...使っても酸素系発泡剤ぐらいです。排水溝にはドメスト!なんて強力な物を使っていましたが、今では『えひめあい』を作って使ってます。...強力洗剤は、即効性はありますが、持続性はありません。
それに比べ、納豆菌と乳酸菌を発酵させた『えひめあい』は、使う程に次に使うまでのスパンが長くなります。菌が定着して、雑菌が発生しにくくなる様です。これらの発酵菌は、石けんかす等も分解し、魚が食べても大丈夫な物にしてくれます。
ジャンプーも石けんです。油汚れも石けんで充分落ちます。重層を上手く使えば、こびりつきも防げます。...私には子供がいませんが、友達の子供や、知人の孫等、可愛くて仕方有りません...だから、少しでも、彼らに自然が残せる様に、私が出来る事を、出来る範囲で...と思っています。

それが、正しいのか?なんて、私には解りません...たかが40年ちょい生きた人間の学んだ事ですから、たかが知れてます。...でも、昔から上手に自然とつきあって来た方法は、あながち間違っていないと、私は感じています。...皆さんも、如何ですか?
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by marquetry | 2011-02-04 01:26 | 明日へつなぎたいもの



昨日の私から、今日の私が、明日の私へ残すもの。
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